2010年9月1日水曜日

Phuket, Thailand

今年も家族旅行で 2010.08.09[Mon] 〜 08.15[Sun] の 5泊7日で Thailand の Phuket へ行ってきました.
子供がようやく旅行に耐えられる年齢になってきた 2008年から毎年この時期に旅立っています.今年は上の子のもろもろの予定の狭間でこの時期しか空きが無く,日本でのお盆時期に重なり,かなり割高な飛行機となりましたが,背に腹は代えられません.来年はさらに難しそうなので,この機会を逃すわけにはいきませんでした.おかげで Economy Plus にはなりましたが.

去年はちょっと距離を延ばして6時間半のフライトに耐えられるかが試練でしたが,今年の試練は距離に加えて「乗り換えに耐えられるか」です.Phuket に行くには,タイ国際航空で成田 (NRT) からの直行便があります.しかし,この便は Phuket に到着後,その日のうちに Bangkok (BKK) に戻ります.帰りは成田 (NRT) への直行便が無く,通常この BKK への戻り便を使って,BKK で乗り換えを行います.いずれにしても乗り換えが必要になるのです.しかもこの行きの直行便は 3回/週 (8/3 から4回に増便) しかなく,今回の休みにはいずれも合いませんでした.
Bangkok のスワンナブーム国際空港 (Suvarnabhumi International Airport) は 2006年に開港した比較的新しい空港で,Hの字型をしたかなり大きい空港ですが,ゲート間の移動が米国にみられるようなトラム等が無く,動く歩道しかないので,結構大変です.お土産用のお店や両替所もかなり点在して分散しているのはちょっと不便ですね.
ちなみに両替所は,空港内は一律レートと表示されているので,どこで両替しても同じだと思います.日本よりは格段に良いレート (成田 GPA で 3.16円/バーツが BKK では 2.8円/バーツちょっと) でした.最もレートが良かったのは Phuket の街中のショッピングモールの銀行でした.銀行が幾つか入っており,それぞれレートが異なっているので,比較して一番安いところを利用すると良いでしょう.空港の両替所も銀行も手数料はとられませんでしたので,表示されているレートそのままで両替できました.

Phuket の宿泊先は Marriott Mai Khao Beach です.2 bed room で普通の大きさ (でも大きい) のベッドが2つと特大のベッドの 3つあり,各部屋に液晶 TV が 3台,そのうち DVD player が 2台付いています.お風呂とトイレも 2つづつあり,人数にもよりますが,二家族くらいは泊れそうな広さです.キッチンと食器類もそろっているので,自炊も可能です.今回は素泊まりなので,実際に朝食はほとんどこのキッチンで作りました.





プールは,メインプールと子供用の浅いプールの二つです.メインプールにも浅い子供用のプールが隣接されており,またジャグジー風に空気の出る柱が何ヶ所かありました.子供用のプールにはスライダーもありますが,大人は利用禁止でした.
Kids Room は,毎日 30-60min のプログラムが複数設定されていて,多くのプログラムは無料で利用できます.クッキー作成やタオルでの象作成,貝殻のブレスレット作成などに参加しました.TV ゲームもあるので,ずっと入り浸りの子供も居ました.日本も欧米もそれほど変わらないですね.
Fitness Room もありました.設備的にはそれほど充実はしていませんでしたが,水のボトルや冷えたタオルの提供してくれるなど,サービス面は良かったです.雨期で雨が良く降るので,ストレス解消には良かったです.宿泊者はこれも無料で利用できました.

Mai Khao Beach は,Phuket 空港の北側にあり,有名なバトンビーチ (Patong Beach) やプーケットタウンとは離れています.海亀が産卵に来る浜らしく,ホテルのプールなどあちこちにシンボルとしての海亀を見つけることができます.となりのショッピングモールの名前は Turtle Villageです.雨期のためか波も荒く,残念ながら期間中ずっと赤旗が立っていて遊泳禁止でしたが.



帰りの飛行機は夕方だったため,ホテルを朝チェックアウトした後に荷物を預け,街の方へ行ってみました.Phuket Town のちょっと手前にあるCentral Festivalです.いわゆるショッピングモールで,他の国でもそうですが,大体が外国ブランドのお店が多く入っているので,観光客としてはあまり食指が動くようなものはあまりありませんでした.1Fにはアジア最大級と書いてある (かなりオーバーな表現) 食料品等を売っているエリアがあります.ホテルそばの Turtle Village にあるお店よりは安かったです.しかし,ここまでの移動距離を考えると何かのついでとして来るくらいじゃないと逆に割高な感じです.
移動には,ホテルで呼んでもらったタクシーを利用しました.事前にも調べたのですが,こちらのタクシーは距離に応じた貸し切り方式になっていて,例えば買い物の時間の 3H ほどでも待ってもらえます.最初,片道だけの契約で用意してもらいましたが,途中雨が降ってきたり,車が新しく乗り心地も良かったのと,もろもろ時間がぎりぎりになってきたので,結局 Central Festival への往復と,さらにホテルで荷物を受け取ってから空港までの移動まで,ほぼ一日,全部お世話になりました.途中で方針を変えてしまったこともあり,それぞれの行程の費用 (料金は定額で決まっている) にちょっと上乗せして 2,000THB 渡しました.

帰りは HKT (プーケット国際空港) から BKK に移動し,そこから NRT へ飛びました.HKT → BKK もタイ国際航空 (TAI) でしたが,これがどうやら日本からの直行便の戻り便のようでした.BKK から日本への航空券は BKK で発券してもらうのですが,JAL のカウンターが開かない (航空会社共通のカウンターで大体出発の 2H 前くらい) ので,先に E-Ticket を見せてラウンジで休ませてもらいました.さすがに先客が誰も居なくて (それほど広くはないですが) のんびりとしました.