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2011年2月28日月曜日

Gran Torino

遅ればせながら映画 "Gran Torino" を観ました。
出張先で時間のあいた夜に観たので、じっくりと没頭することができました。前評判が良かったのでずっと観ようと思っていたのですが、やはりとても良くできた映画でした。一言で言えば、"格好いい" 映画ではないでしょうか。

車の趣味が違うので、Ford Gran Torino 1972 が格好いいとは若干思えませんでしたが、多分ある種の層や世代には多分そう思わせる車でしょう。それよりは、Clint Eastwood が演じる主人公 Walt の最後が最高に格好いいと思いました。若干都合が良くできている的な部分もありましたが、責任の取り方としてなかなか格好良かったです。人生、なかなか最後の準備をきちんとして迎えるというのは難しいと思い始めたこの頃、それも含めて格好いいですね。最後にもう少し Thao の将来が見たかった気もしますが、最後のシーンを観る感じでは、環境にまけずに真っ当に生きていってくれるでしょう。
こういった構造の映画は割に好きで、"Good Will Hunting" も同じく好きな映画の一つです。そういえば、この映画も最後の方で車乗ってますね。この映画の脚本を主演の Matto Damon と一緒に書いた Ben Affleck も結構格好いい役でしたね。この Ben Affleck が脚本、監督、主演した "The Town" も評判が良く面白そうですね。時間があれば映画館で観てみたいと思っています。

2009年6月24日水曜日

No Country for Old Men

遅ればせながら No Country for Old Men を DVD で観ました.邦題は「ノーカントリー」.意味が良くわからない題になってしまっていますが.
Joel Coen と Ethan Coen のコーエン兄弟の映画は,Barton Fink (バートンフィンク) や Fargo (ファーゴ), O Brother, Where Art Thou? (オーブラザー) など昔から比較的よく観ています.いずれもちょっと難解系なんですが,O Brather は結構楽しめます.前の二作はカンヌもとっていますが,No Country for Old Men はアカデミー賞を作品賞も含め 4部門で受賞しました.

内容としては,いわゆる救いようが無い系統なのですが,まぁ世の中がそんなものだ,と言っているのかもしれません.あまり落ち込んでいるときや,元気になろうと思ってみる映画では無いと思います.

2007年11月17日土曜日

Infernal Affairs

香港映画といえばジャッキーチェンものや古くは Mr.Boo シリーズくらいしかきちんと見たことがありませんでしたが,以前飛行機の中で観た Departed のオリジナル,ということで Confession of Pain に引き続いて香港映画を観てしまいました (DVD で).

いや,なかなか good ですね.微妙に違う部分もありましたが,こちらのほうがすっきりしていて逆に良かったような気もします.特に最後が違いますが,この辺は世界観の違いのためでしょうか,Departed のほうがやや強引にきれいさっぱり終わらせた,という感じがします.たぶん欧米には業というものが理解できないためではないでしょうかね,きっと.
日本も TV ドラマの二番煎じのような映画ばかり作っているせいか,映画の質がどんどん悪くなっていくのではないでしょうか.ちょっと心配です (とはいってももうほとんど日本映画を劇場でみることもないのですけれども).

2007年11月12日月曜日

FlightPlan

Jodie Foster 主演の飛行機を舞台にした mystery 映画 (だと思う).2005年劇場公開.
E-474 という飛行機が出てきますが,多分 A380 をベースにしたのではないかと思われる大型機でした.二階建てでバーも完備されています.離着陸時に備え付けのお酒類は大丈夫かな,と心配になりますが,あのバーカウンターは暇つぶしに便利そうですね.でも普通席の真ん中 5列並びは結構きついんじゃないでしょうか.

時間がちょと短いのでしょうか,途中説明不足を感じるような気もしましたので構成のバランスが悪いようにも思えます.いろいろ伏線を貼っているつもりなのでしょうけれども.種明かしはそう来たか,という感じもしますがまあ筋としては王道系でさほど目新しさも感じませんでした.
web site を見ると Jodie Foster が自らの状況を投影して恐怖を感じたとのくだりがありますが,確かにその部分については同意する部分はあります.時々,あれっどこいったと思うと足下にいたりして,特に娘ちゃんは小さいし死角に入ることが多いので見失うことが時々あります.そういう自分も小さい頃はデパート行くとよく迷子になって放送で呼ばれることが時々ありました.しかし時代と地域が違いますから今は危険ですよね.

2007年10月23日火曜日

Confession of Pain

9月から10月にかけての出張で,ずいぶんと飛行機で映画を観ました.
液晶の画質もいまいちで,きっと編集しているでしょうし,大抵お酒を飲んでいるので記憶力も曖昧なのですが.その中で印象に残ったのが香港映画の "傷城 (Confession of Pain)" でした.

昔の日本もこういった映画を作っていたような気がするのですが,最近は TV とのタイアップものばかりでつまらないですね.その意味で最近はこういったアジア圏の映画が面白いと思うようになりました.やや暴力的な内容が多いですが,人の哀しみというか憂いみたいな部分をうまく表現してきているような気がします.
主人公 (Tony Leung Chiu Wai) の奥さん役がいい味だしているなぁと思いましたが,あとで調べると徐静蕾 (Xu Jing Lei) でした.これも以前に飛行機の中で観た "Last Love, First Love" の印象がすごい良くて,今回もいい感じでした.映画監督でもあるらしいですが,要注意ですね.

アカデミー賞をとった "The Departed" が "無間道 (Infernal Affairs)" のリメイクでしたが,本作もすでにハリウッドでのリメークが決まっているようです,デカプリオで,

2007年9月21日金曜日

雲のむこう、約束の場所

新海誠監督の劇場二作目,2004年の映画.
上映当時から話題になっていたのは知っていましたが,そんなオタクのつもりもなかったので,最近になってようやく DVD で観ました.最初は長距離の飛行機の中の PC でしたが,やはり眠かったり食事の中断があったりで細切れになってしまったので,今ひとつ消化不良でした.先日のインド出張時の部屋がなかなか立派で,大きな液晶 TV が備え付けられていて,後半から何故か DVD player が増設されたので,夜ゆっくりを鑑賞しました.

絵はきれいで,それぞれのシーンではうまくできていると思いますが,いかんせん全体のストーリーにもうひと工夫必要じゃないかと思うところは "秒速5センチメートル" と同じでした.勿論アニメですから,多少の無茶とか強引さはあっても良いと思っていますが,部分部分が良いだけにちょっと残念ですね.
あと思ったのですが,電車の車内の描き方がうまいですね,この人は.光の加減とか.

ちなみに,インドは PAL 方式ですが,DVD は問題なく観られました.DVD は MPEG2 で記録されているので,出力 (DVD player) が PAL で出してくれれば問題ない,ということなんでしょうね.あとリージョンが合っていれば.

2007年7月2日月曜日

SIDEWAYS

前々から観ようとおもっていた映画.ようやく DVD を借りる.
なるほど,ワインとワイナリーがふんだんに出てくる中年男達の成長物語 (Road Movie) といったところか.何となく終わり方も含めて Good Will Hunting に似ているような気がする.どちらも好きな映画ではあるが.

少し前であれば,ふーんと言ったところだが,ふーむという感じはやはり自身も年をとったということか.それぞれのキャラクターもきちんと作り込まれていて,無理もなく純粋に次にどう話が展開するのかが楽しめた.話の流れ自体は,標準的で起伏も返し方も一般的ではあったが.

Pino Noir はこれまであまり好んで飲まなかったが,なるほど育成が難しいのか,納得.ついつい Cabernet Sauvignon ばかり選んでいたのは無難といえば無難だが,やはり勉強不足ではあるようだ.兎に角,ワインは日本酒に比べて全世界に分布しているため (日本酒も最近そうかもしれないが) 真面目に覚えようとすると忍耐と努力が必要となるし,そもそも一度に沢山飲めないので時間がかかって仕方が無い.これに年代が加わるため 3次元空間での把握が必要でもうお手上げ.

生まれて初めてワインが美味しいと思ったのは,1994年にオーストラリアへ行ったときに紹介されたお店で飲んだ Amarone でした.このときはワインに関する知識がほとんどなく,これは日本で飲んだら結構な値段がする良いものと紹介されたのでした.正直そんなに期待はしてなかったのですが,本当に素晴らしくこれまでのワインという飲み物に対する印象ががらりと変わってしまいました (一緒に食べたブイヤベースも美味しかったです).
それまで,少しずつ飲むようにはなっていたのですが (丁度ワインブームのはしりだったか) どうもあの独有の後味が頭痛を引き起こす要因のようで,あまり好んで飲む方ではありませんでした.それを一変させてしまったのがこの Amarone です.このときは名前だけを覚えていたのですが,実際どこのワインかも知らないままの状態でした.なので 1998年にイタリアへ旅行したときも,探すのことさえ思い浮かばなかったくらいです.それが 2004年の秋に仕事で Atlanta へ行ったときに連れて行かれたイタリア料理店で再会しました.このお店は料理も美味しく,至極のひとときを過ごしました.是非もう一度行きたいと思っております.
お店の名前も発掘しました.Antica Posta(Java Applet が埋め込まれています) でした.

そのときの写真が発掘されたので貼付けます.
確か同じ Amarone でも 2種類提供されていましたが,この写真は後から供出されたものでした.これも素晴らしかったのですが,最初に飲んだものがとてつもなく素晴らしかったです.何本も供出されて皆至福の酔っぱらいと化していました.某BS社のRさん,どうも有り難うございました :-)

2007年3月12日月曜日

秒速5センチメートル

表題は桜の花びらが落ちる速度を表している.「ほしのこえ」で一躍脚光を浴びた新海誠監督の3作目の映画のタイトルである.
本編は「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」から構成されるが,それぞれ主人公の小学校時代,高校時代,社会人の一部を切り取った連続する物語.最初の 2編に比べて最後が今ひとつ消化不良でやや救いの無さを感じる部分が,ひょっとして時間が無かったのかなと思わないでも無い.全編を通してある種の切なさをこれでもかと畳み掛ける感じは,人によっては傷口に塩を塗られているようではあるが,風景描写は好感が持てる作り.