2015年6月16日火曜日

Running Around the World, Lille France, 2015

2015.06のLille, France でも走りました.初めての場所ですが,事前にGoogle Mapsで場所を確認すると,近くにリール城塞(Citadelle de Lille)がありました.函館の五稜郭のように五角形の形をして,川に囲まれているみたいです.この周辺を走ってみようと,事前に決めておりました.
実際に走ったのは,2015.06.16[Tue]の朝で,ほぼ仕事が全部終わった予備日の朝の1日だけでした.本当はもっと走りたかったのですが,少し長丁場の出張で少し疲れていたので,ギリギリでのRunning Around Worldとなりました(仕事への影響も出ないですし).
Lille Europe駅近くのホテルから広場(Place du Theatre)を通ってリベルテ通り(Boulevard de la Liberte)を経由してCitadelle de Lilleを一周しました.城塞の中にはもちろん入れません.軍関係者らしき制服を着た人たちが入り口でチェックを受けて入っていきます.
城塞そのものは,小さい川で囲まれた城壁に囲まれた空間になっています.その川の周りに歩道があり,その周辺を走りました.実際,走っている方も何人かおりましたので,ジョギングコースにもなっているようです.川の外側にも大きめの川に囲まれており,さすが城塞,といった感じにはなっています.
外側の川から周辺に入るまでは,石畳になっており,とても走りにくかった記憶があります.城塞の周辺は,途中舗装されていますが,大部分は土の道で走りやすかったです.五角形に沿って走るのですが,曲がり角の回数を数えているわけでは無いので,裏側に回った時にどこまで続くのかちょっと不安になったりしました.ジョギングや散歩する人以外ほとんど人が通らないですし,城壁と周辺の緑に囲まれた一段低い場所を走るので,若干不安な気持ちにさせられます.
帰りも同じ道を通って帰りました.距離としては7.5kmほどとちょうど良い感じであったと思います.

2015年6月13日土曜日

Lille, France, 2015

Ireland, Dublin から続く出張の Lille 編です.期間としては2015.06.13[Sun]〜06.18[Thu]までの6日間分となります.DublinからLilleまでの移動方法については,こちらのblogを参照してください.
フランスには,これまで何度か訪問していますが,ほとんどがParisでLilleという地名も場所も今回まで把握しておりませんでした.いざ行くことになり,調べた結果EuroStarの中継地点でLondonからも行きやすことがわかりましたので,LondonからはEuroStarでの移動としました.EuroStarやTGVが停まるのは新しい駅のLille Europeです.
翌年はサッカーのEURO2016の年で,開催地はフランスのよう駅前(Lille Europe)にオブジェがありました.またこの駅前広場的な場所には草間彌生氏のオブジェがありました.水玉模様なので,一目瞭然です.2012年のロンドンでもご本人の像とともにオブジェがありましたし,日本よりは海外での評価が高いようです(2016年に文化勲章を受章されました).

Lilleに到着したときはほぼ日が暮れはじめておりました.翌日は日曜日で休日なので,Lille市内の観光をしました.広場(Place du Theatre)には商工会議所の塔がありますし,オペラ座もあります.このあたりは古い大きな建物が多く La Vieille Bourse(株取引場らしいです)では古本市みたいなのが開かれていました.
日曜日なので,ほとんどのお店や施設はお休みでしたが,市場が開いていました.旧市街というか古い街並みがある方の広場で,様々な食材などが売られていました.

リール宮殿美術館(Palais Beaux - Arts Lille)が開館していたので(火曜日が休館日)行ってみました.フランスでは,ルーブルに次ぐ第2のコレクション数ということで,確かに幾つか有名作家のものがありましたが,若干インパクトは弱かったかもしれません.Parisの美術館に比べると,とても空いていたのでゆっくりするには良い場所かもしれません.

美術館の近くには市庁舎があり,その一部である鐘楼は"ベルギーとフランスの鐘楼群"として世界遺産にも登録されているそうです(32のうちの一つ).

さらに予定していた用事が片付き予備日が空いたので,ちょっと足を伸ばしてルーブル美術館の別館があるLensまで行ってみました.Lille Flandres駅から在来線で1Hほどの距離です.在来線でも電車は2階建で,わりに近代的な車両でした.Lens駅(Gare de Lens)は,こじまりとした駅舎でした.駅前からルーブル美術館までの無料バスも通っています.
Lensのルーブル別館は,日本語版のWebにも書かれていますが,日本人によるデザインらしいです.記憶によれば,Lensは鉱山で栄えた場所でその跡地利用として公募に応募して決まったようです.先日本家のLouvreに行くと,中東のAbuDhabiにもLouvre美術館ができるみたいですね.Lens別館は,このように広い敷地に地上部分は低い建物で,美術館部分は地下部分の倉庫のような広い空間に年代順に並べられています.入場料は,常設展はこの訪問のときは無料でしたが(2012.12の開館からしばらく無料だった),最近は企画展にも入れる観覧料が必要(15EUR)となったみたいです.
帰りは,周辺の街並みも見てみたかったので,歩いて駅まで帰りました.ゆっくり歩いて20分弱程度で到着できます.

Lilleでの食べ物としては,まず有名なのが老舗のMEERTのゴーフルです.日本でのゴーフルとはちがって,表面がパリパリしておらずしっとり柔らかい生地にいくつかのフレーバのクリームを挟んだものです.デフォルトのバニラは,とてつもなく甘いので,ピスタチオ等の別のフレーバを選んだ方が日本人には好まれると思います.
最近,日本でも多く見かけるようになりましたが,ガレット(そば粉のクレープ)も有名のようです.Creperie Beaurepaire Vieux Lilleというお店に行ってみました.ここは,ワインやBeerよりCidre(林檎の発泡酒)が一般的みたいです.甘いのは合わないだろうと,Brut(辛口)を選びましたが,なかなか美味しかったです.ガレットもこれでお腹が足りるかなと思いましたが,昨今のあまり量が食べられなくなった体には丁度良いボリュームでした.
あと,この地域で日本でも有名なのが,パン屋のPAULです.ここLilleが発祥みたいです.せっかくなので,帰る日のお昼としてバゲットを店内で食べてみました.パンは硬いですが,なかなか味わいがあります.急いで食べると口の中が怪我をするので,時間に余裕があるとときが良いでしょう.Lilleやパリ市内でも大きな駅やショッピングモールなどにお店やスタンドがあり,気軽に購入できます.フランスのファストフード的な位置付けな感じでした.
フランスでパリ以外に滞在するのは初めてでしたが,欧州の街なので大体が同じような感じではありましたが,やはり大都会のパリとは違った趣があります.Lille自体は古い街なので,広場があったり道がまっすぐでなかったり,古い建物が多かったりと観光地としても良い場所だと思います.しかし日本ではあまり情報が得られません.「地球の歩き方」でもフランス版で数ページ程度の紹介だったと思います.ベルギーに近いためか,ワインよりはBeerの方が若干優勢なようです.帰りもLille駅で時間があったので,Beerを一杯飲んでTGVにのり,空港から帰国しました.
こうして,久々にちょっと長い11日間の出張が終わりました.

2015年6月8日月曜日

Running Around the World, Dublin Ireland 2015

2015.06.08[Mon] 到着の翌朝,Dublinで走りました.若干寒かったのと,古い街特有の微妙に道が曲がっていて現在地の予測がしづらい影響もあり,当初の計画より遠回りしてしまいました.
ホテルから当初は近くの小川沿いを海方向に行こうと思いましたが,公園の方がわかりやすいだろうとSt.Stephen's Greenに行きました.朝まだ門が開いていなかったので,周辺をまわり,有名なGrafton Streetを通りました.そこからぐるりと回って帰ろうとしましたが,道を間違えて,予定より長く5km以上走ることになってしまいました.簡単に言えば道に迷ってしまい,本当に帰れなくなりそうでした.そろそろ海外でも携帯を使うことを考えた方が良い,と思った次第でした.
Grafton Streetは,昼間は以下のような街並みの通りです.観光者向けのお店が並んでいます.

迷子になったこともあり,翌日以降はどうしようかと思っていましたが,泊まっていたDoubleTree Hotelのfitness roomは眺めが良い,と書かれてあったので,行ってみました.fitness roomがある場所は6階とさほど高い場所ではありませんでしたが,確かに,treadmillから見える外の山並みに朝日が差し込む風景はなかなか綺麗で良かったです.
久々にtreadmillで走りましたが,外の風景もありとても気持ちが良かったので,以降は外を走らず,fitness roomで3回ほど走りました.外と違って,汗をかきやすいので,それも含めて気持ち良かったです.

2015年6月7日日曜日

Dublin, Ireland 2015

2015.06.07[Sun] から2015.06.18[Thu]まで欧州に仕事で行ってきました.今回は,前半のDublin, Irelandに滞在した部分になります.2015.06.07[Sun]から06.13[Sat]までDublinに滞在し,その後Lille, Franceに行きました.その前半部分になります.


Dublinは,Ireland(アイルランド共和国)の首都です.実は,2007年6月にも出張で滞在しており,8年ぶりの訪問でした.8年前は,その後に節税策とかで有名企業が本社を移して景気が良くなってくる直前で,街もSt.Stephen's Green(公園)の北東側に伸びるGrafton Streetも賑わっておりました.Once(邦題は"ダブリンの街角で")という映画が作られたのが2006年だったようで,当時は段々と良くなっていく上り坂といった印象を受けました (当時は Ireland といえば IRA という印象が強かったので).

今回,泊まった場所も同じだったのですが,ホテルチェーンが変わっておりました.内装や作りも一部変わったような気がします.静かなところですが市の中心部から少し離れていて不便ではありますが,なんとか歩ける距離,といったところです.DublinといえばGuinness Beerですが,今回もSt. James's Gate Breweryに行ってきました.現在もGuinness Beerを作っているようで,新鮮な黒ビールが飲めます.泡も綺麗です.

前月に,南国に行っていたせいもあり,つい上着的なものを持ってこなくて,6月のDublinではかなり寒い感じがしました(少し雨がぱらついていたせいもありますが).そこで,何か上着でもと思い,街に出て,かねてから気になっていた"SuperDry"でパーカーを購入しました.ちょっとずれた日本語が特徴ですが,ユーロということもあり,そこそこ値段もしましたが,今でもわりに重宝しております.
場所柄パブが多いのですが,最近は日本でもIrish Barが増えてきたこともあり,あまり違和感もありません.軽食的なところからわりにきちんとした料理を出すところまであります.が,Beerを飲んでしまえば,それほど差は気にならない感じがします.


今回は週末と移動日と多少自由な時間があります.とはいえ,Dublinは2回目ですし,それほど見所がある場所でも無いし,と思っていましたが,最近調べてみると,National Gallery of IrelandにはVermeerの絵もあるではないですか.気がつかずちょっと失敗しました.とりあえず,Trinity Collegeには行ってみました.結婚式をやっていました.

少し歩きましたが,こんな市の中心部に,こんな広大なグランドがあるキャンパスがあるのは良いなぁと思いました.
Harvardもそうでしたが,敷地内に建物が不規則に散在していた印象があります.昔はおおらかに建物を増やしていったのでしょうか.


海外に出て日本食とかご飯がどうしても食べたい,とはあまりならないのですが,では何を食べようかと考えると,何故かタイ料理が食べたくなります.事前に少し調べて,評判の良さそうなタイ料理を選び場所を確認しました.しかし,近くに居るはずなのですが,お店が見当たりません.結局ちょっとずれていたように思うのですが,うろうろしてようやく見つかりました.ところが今度はドアが開きません.お店は開いているようなのですが,ドアが固くてロックされているようでどうしても開きせん.他のお店を探そうかとも思いましたが,近所はあまりなさそうな感じの場所です.再度ドアを開けてみたら,今度は開きました.建物が古いせいか,ドアが固くて,何かのタイミングでロックしてしまうようです.お店の名前は"Thai Spices" です.ドアには注意した方が良いでしょう.


揚げ春巻きとパッタイです.BeerはThai Beerしかなく,現地価格を知っている身としてはちょっと高めです.ということでred wineにして食べました.まずまずでした.お腹いっぱになったので,のんびりと歩いて帰りました.

土曜日 (2015.06.13) が移動日だったのですが,この日はホテルから街中まで,民族衣装(キルト)を着た人を多く見かけました.何かの記念日かと思ったくらいですが,サッカーの国際試合もあったようなので,その応援のためかもしれません.
昼前に荷造りを終え,行きと同様にバスで空港まで行きました.そういえば,前回は余裕を持ちすぎてタクシーで空港まで行ったのですが,道路が混雑していたせいもあり,予想外に時間がかかって,しかも空港の check-in カウンターが激混みで(原因は窓口が少ないのに何やら長時間粘る客が多かったこと),結局予定の飛行機に乗り遅れて一本後に乗って,結局LHRからの飛行機がぎりぎりだったのを思い出しました.今回は,LHRからは鉄道で,Eurostarの乗り継ぎ時間の関係で時間もゆっくりでしたので,時間的制約は少なかったです.