2018.06.02[Sat] から 2018.06.09[Sat] までドイツのミュンヘン (Munich, München) まで出張で訪問しました.ドイツは記憶によれば 4都市目だと思いますが,ミュンヘンは初めての訪問です.ドイツの中ではこれまでで一番南の都市で,バイエルン州 (Freistaat Bayern) の州都だそうです.
ミュンヘンといえば,ロマティック街道とかノイシュヴァンシュタイン城が有名です.せっかくの機会なのでお城に行ってみました.事前に調べたところ,オンラインでの入場券が売り切れだったようで,現地でチャレンジしてみてもよかったのですが,珍しく現地ツアーに申し込んでみました (私ではなく某氏にお世話になりました,ありがとうございました).日本人向けで,参加者は全て日本人,少人数のグループでした.
ドイツ語では,Schloss Neuschwanstein で,意味的にも Neu (新しい) Schwan (白鳥) Stein (石) であり,何となく英語 (New, Swan, Stone) にも近いので理解しやすいです.白鳥はこのあたりの村の名前みたいで,確かに近くに大きな池もあるので白鳥が来ていたのかもしれません.石と言いながらも白はほぼコンクリートっぽく,1869年に建築が始まったようなので,かなり近代 (明治2年) で少しびっくりしました (お城というと古いイメージだったので).
最初の写真はよくあちこちに見られる構図ですが,これは少し離れたマリエン橋から撮るとこういう構図になるからで,橋自体は結構高い渓谷にかけられております.
最近のお城ということもあり,内部は完成していませんでした.写真も撮れる部屋が限られており,実質台所のみでした.お城を作らせたのは Ludwig II (ルートヴィヒ2世) で,第4代バイエルン国王だそうです.晩年はちょっと残念な感じだったようですが.
その後は,ロココ調で世界遺産でもある Wieskirche (ヴィースの巡礼教会) にも寄り,中央駅で解散という流れでした.初夏の6月ということもあり,天気も良く久しぶりにとても良い観光(?)でした.
ミュンヘン (München, ちなみに ü は Mac では Option + u, u で入力) 市内も大都会でなかなか良いところです.ちなみに,前回 (2018.03) の出張で壊れた鞄の代わりとして,ここで RIMOWA を購入しました.ドイツなら RIMOWA も安く買えるのではと調べたら,世界で一番安く買えるらしい Lederwaren Hetzenecker というお店が数店舗存在していることがわかりました.RIMOWA も種類が幾つかありますが,希望としてはアルミニウム製であまり目立たないようにステルス(こげ茶色)で,大は小を兼ねるということで少し大きめのもの,普及が怪しい電子タグモデル以外でした. Hetzenecker には種類はそれほど多く置いていなくて,別店舗でも探したのですが,いずれも店内には置いてありませんでした.2店目で聞いてみると,ちょっと倉庫から持ってくるといって新品を出してくれました.保証書もありますので,5年間は無償で直してもらえます.実際,次の出張で車輪の一つが壊れたのですが,原宿の RIMOWA に持ち込み修理してもらえました.より安くするには帰りの空港で免税手続きをする必要があり,ちょっと面倒でしたが (その場で購入したものを見せる).
あとは,最近日本でもよくみかける HB のビアホール (Hofbäuhaus am Platz) にも行きました.ドイツビールはわりに飲みやすいとは思いますが,個人的には最近の IPA とか Pale Ale とかのほうが好きです.
Marienplatz (マリエン広場) も,ブリュッセルのグランプラスに負けないくらいな感じですし,最終日に入ろうと思ったら閉まっていた Asamkirche (アザム教会) もなかなかおどろおどろしくて良い(?)みたいです.
市内は路面電車が走っており,料金も安いので便利でした.ホテルが公園 (Englischer Garten) の近くで少し中心から離れていたので,何度か利用しました.そういえば,公園の川でサーフィンしていましたね.
ミュンヘンはそういうわけで,見るところが沢山あり,仕事ではなく,また今度ゆっくり来てみたいと思わせる場所でした.