ソウルへは,羽田空港から金浦空港へ飛行機が飛んでおり,今回は JL8833便とJL8832便を利用しました.羽田空港の国際線は初めてでしたが,国内線の巨大なターミナルに比べて国際線はまるで地方空港みたいにこじんまりとしておりました.
丁度 3月から,国際線の持ち物検査が厳しくなり,米国並みに 100ml 以上の水分やジェル状物質の持ち込みが制限され,係員が注意喚起しておりました.
韓国も初めての地ですが,街は予想通りハングル文字ばかりで,ほとんど漢字も見当たりません.訪問先の人にも聞いたのですが,最近の韓国の人も,自分の名前の由来となっている漢字くらいは知っているが,それ以外はほとんど漢字を使うことは無いのだそうです.日本もそうですが,サッカーワールドカップ開催にあわせてアルファベット表記を増やしたようですが (日本の場合はハングルと中国語) それでも十分とは言えません.見慣れないフォントなので,駅名を探すのですら一苦労です.日本に来た欧米人の気持ちが少しは分かるような気がしてきました (今では殆どローマ字表記があるのでそれほど困らないとは思いますが).
物価としては,日本よりは若干安いかな,という印象です.そのためか,雪が降っているような季節にも関わらず,日本からの観光客らしき女性のグループ (の声) がホテルや街でよく目 (耳) にしました.確かに食事も main dish 以外に side dish が必ず何種類か出るので,食費としてもそれほどかかりません.最も辛いものが多い (無料の付け合わせもほとんどがキムチ系) ので嫌いな人にはつらいでしょうが.
通貨単位はウォンですが,日本円に比べて桁が少し大きいので何となくお金を沢山もっているような気持ちになります.
ソウルの中心部付近にあるロッテ百貨店の地下は,地下街から繋がっており,そのせいか人が集まっており,かなり充実した作りになっています.例えば eat-in 的なちょっとした食事ができるエリアと,いわゆるデパ地下的な食品街およびお土産用の韓国の名産品を集めたもの,ブランド品が集まっている一角もありました.ロッテ百貨店の上のフロアーには行かなかったので,その他の階の様子は不明ですが,少なくとも地下は改装したてのようで,こぎれいになっていました.
あと,日本にはまだ 1店舗しかない Krispy Kream Doughnuts が既に進出しており,何店舗かみかけました.
個人としてまた積極的に来ようとはまだ思えませんが,言葉の問題が解決できれば (慣れかもしれませんが),意外に良い土地柄かも知れません.