2007年7月12日木曜日

グレート・ギャツビー

最初に読んだのはかれこれ10年以上前でしょうか.
読んだきっかけは村上春樹の影響でした.野崎孝訳だったのですが.村上さんも自身でも多くの人の感想として述べられている通り,そんなにすごい小説かなというのが最初の感想でした.その後,ようやく村上春樹訳として出版されたのですが,正直,粗筋を覚えてしまっているので (実際かなり忘れていましたが) 手に取って実際に読むまで少し時間がかかってしまいました.
the great gatsby
読んだ感想としては,コンパクトにまとまっているし,情景が目に浮かぶような描写も多く,なるほどレベルの高い小説だな,と思いました.本質的に映画もそうなんですが,本を読む場合も story 重視の傾向があって,風景描写や感情の細かい表現はイライラするほどではないですが,どちらかというと読み飛ばすような傾向があるのですが,その意味では比較的きちんと読んだ方ではないかと思います.

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