小説とかは,気に入った作者のものをまとめて読む癖があるので,偏ってしまう傾向があります.去年から家族で海堂尊を読むような状態になっており (きっかけは TV ドラマですが) 連続してしまっています.これまで読了したのは以下の通り.いずれも文庫版.
- チームバチスタの栄光
- ナイチンゲールの沈黙
- イノセント・ゲリラの祝祭
- 螺鈿迷宮
- ジーン・ワルツ
村上春樹も必ず読むのですが,作品のペースが遅いので,一度は読んだはずの短編集の再編版なんかもつい買ってしまいます.「めくらやなぎ...」がそれにあたりますが,これは海外で発表された短編集の日本向け版です.
- めくらやなぎと眠る女
- 1Q84 BOOK 3
他は以下あたり.
- 白銀ジャック 東野圭吾
- 天人五衰 三島由紀夫
「天人五衰」は,最後の作品である「豊饒の海」四部作の最後になります.村上春樹は三島が苦手で最後まで読めたことが無いとインタビューで述べていますが,確かに人によっては読みづらい部類かもしれません.この四部作も5年くらいかけて読み切ったはずです.最後も購入してから読み始めるまで2年くらいかかったようです.四部作の中では,最初の「春の雪」が一番良かったと思います.
小説以外では,以下を読みました.原題は Freakonomics で,作者の造語みたいです.ビジネス書の類いはあまり読まないのですが,これは押し付けがましい部分が無く,データによって淡々と (若干くどい部分もありますが) 説明する内容は信憑性があります.
- ヤバい経済学 Steven D. Levitt, Stephen J. Dubner
- 超ヤバい経済学 Steven D. Levitt, Stephen J. Dubner
1冊/月あたりですから,傾向として昨年はあまり本を読まなかったようで,読んだ本も軽めの本が多かったように思います.多分いろいろ疲れているのでしょう.相方が珍しく本を買うので,ついでに読んだ,という感じでした.
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