2019年2月25日月曜日

Daejeon and Seoul, Korea, 2019

2019.02.25[Mon]から2019.03.01[Fri]まで韓国の Daejeon (大田) と Seoul に出張で行ってきました.2019.02.23[Sat] に日本に帰国して,日曜日をはさんで月曜日からの連続の出張です.場所が韓国と近いので,時差も無くそれほど負担は少ないですが,それでも連続での出張は初めての経験でした.写真は,チョングッチャンです (たぶん).大豆を発酵させたチゲで,やはり少し納豆のような感じでした.映画版 (最初) の HERO で,釜山に出張で行って結局食べられなかったものです (最後に「あるよ」と出されましたが).


韓国は,記録によれば 2011年以来の 3度目で,Seoul 以外の場所に行くのは初めてです.Daejeon は Seoul の南側,日本で言えば筑波のような位置付けの場所で,Convention Center や科学技術系の組織などが集まっている都市,のようです.Seoul (仁川や金浦) の空港からバスが出ています.距離的にはそれほど遠い,という印象ではなかったのですが,Seoul 近郊が渋滞しており,そこに半分くらいの時間がかかっていました.
Daejeon では 3泊して,2019.02.28[Thu] に Seoul に移動して 2泊し,03.01[Fri] に日本に帰国しました.
Daejeon は,街の中心部はそれなりに栄えていましたが,北部の大きな川を越えた Convention Center のあたりは,ほぼ何も無い場所でした.その川の南側にも大きな公園があり,季節 (3月の韓国は日本より若干寒い) の影響もありより殺風景な印象でした.
そのせいでも無いのでしょうが,また疲れが溜まったのか,到着してから体調が悪くなり,熱も若干出てしまったようです.海外で熱を出すのは久々でした.風邪薬を飲み一晩寝て少し良くなりました.後半以降はほぼ元気になりました.
韓国での文字表記はハングル文字なので,私には全く理解できません.表音文字なので,規則を覚えれば読むことは難しくないようですが,言語習得の優先度的に低いままになっております.一方で,町中には多少日本語をみることができます.たぶん,日本からの観光客向けかと思います.それよりショックだったのは,Beer が通じないことです.日本だと外来語は大体そのまま発音しますが,韓国では麦酒 (maegju) と言わないと通じないようです.

Daejeon から Seoul への移動には,高速鉄道 (KTX) を利用しました.駅が少し離れているので,駅まではタクシーです.高速鉄道はフランスの TGV そっくりで,それもそのはずで TGV の技術を輸入したようです.TGV は Paris や CDG空港から Lille へ行く時によく乗ります.乗り心地はそれほど悪くありませんでした.
Seoul では,地下鉄で移動できるので,便利です.COEX にも行ってみました.いわゆる MICE 施設のようですが,shopping mall もあって,上記の写真にある図書館が有名みたいです.また,もう日本では食べられないユッケのお店も行ってきました.タコはまだ動いていました.午前中だったのですが,結構賑わっていて,女性も多く居ました.元気なんですねぇ.

地下鉄が発達しているので,Seoul 市内はいろいろ移動が簡単です.東大門には,野球場と競技場があった跡地に,日本の国立競技場で揉めたかの Zaha Hadid 氏が設計した Dongdaemum Design Plaza (東大門デザインプラザ DDP) がありました.実物はなかなかインパクトがあります.日本の件は当時はよくわかりませんでしたが,今となってはやっぱり作らせたほうが良かったかなぁと思っております.ザハ氏の事務所が作成した動画も拝見しましたが,いろいろ機能面も考えて設計されたようですし,何より 2016年にお亡くなりになったのは残念でした.建築に関する知見は無いのですけれども,一度決めたものを撤回するのはどう考えても無責任でしょう.

韓国というか朝鮮半島といえば冷麺,ということで滞在中に 2度食べました.Daejeon と Seoul でそれぞれ 1回です.
両方ともなかなか良かったです.

2019年2月17日日曜日

San Francisco, USA, 2019

2019.02.17[Sun] から 2019.02.23[Sat] まで米国,San Francisco に出張に行ってきました.今年も引き続きの14回目となります.今回は,合間をみてワイナリーにも行ってみました.地図を見ても分かる通り,San Francisco からはワイナリーが多くある Napa Valley や Sonoma が近く,よくツアーなども組まれたりします.

多くのワイナリーが,有料でのテイスティングのサービスを提供しており,気に入ったワイン があればその場で購入できます.ワイナリーによっては,ワイン を購入すると,テイスティング料が割引になったりします.一度に複数の葡萄種などの wine が試飲できるので,便利です (葡萄種以外にも樽の熟成度など様々な要因で違うワイン になります).
今回最初に訪問したのは,Robert Sinskey Vineyards です.Napa の少し奥の方にあります.ここでは,試飲時に軽い食べ物も提供されます.残念ながら出発前に iHOP で american size な朝食をとってしまったので,全く食欲はわきません.Pinot Noir を中心に tasting しました.ものすごい,といった感じではありませんが,まずまずではあります.一本購入しました.
2月なので,葡萄畑は枯れ木な状態です.夏や秋口であれば green な葉で一面きれいな感じでしょう.大体が丘や山の麓に畑が作られています.日当たりや風通しが良いからでしょう.
次は,Stags' Leap Wine Cellars を訪問しました.あのパリ審判で最も評価が高かったワイン です.その時のワイン  (多分レプリカか何か) も飾られています.年代は違いますが,既に ARTEMIS と FAY は以前購入していました (まだ飲んでいない).なので今回は S.L.V. を購入しました.なかなかの値段ですが.さらに値がはる CASK 23 はもう少し先でしょうか.これらの違い畑 (場所) の違いと説明がありました.CASK 23 はよい二つの畑のブレンドとの説明だったと思います.いずれも Cabernet Sauvignon です.
S.L.V. と CASK 23 の違いはそれほど感じませんでしたが,確かに CASK 23 の方が癖が少なくすっきりとした印象だったと思います.すっきりといってもカリフォルニアらしく濃い系ではありました.著名ワイナリーなので,対応 (接客) もしっかりしており,tasting room もしっかり整備されていました.
最後に訪れたのは,Ram's Gate Winery です.沼地っぽい丘陵に葡萄畑があり,建物もモダンでこだわっている感じでした.赤 (Pinot Noir) と白 (Chardonnay) などを tasting しましたが,Chardonnay を購入しました.


ワイナリー訪問は,とても良い (景観鑑賞や知識吸収などの面) のですが,難点は車でしかほぼ行けないので,お酒を飲まない運転手が必要なことと,tasting とはいっても結構な量なので,数軒訪問すると tasting がほぼ難しくなる (飲まずに吐き出せば良いのでしょうが) ことですかねえ.前年 (2018年) にも Ridge Vineyards に引き続き,今回も Winery を訪問することができました.関係者に感謝.

あとは,いつもの K&L Wine Merchants と Wine Club にも行き,少しだけ購入しました.また,これまで何度か利用してきた Market Street にある Palace Hotel の一角にある新しい Wine Shop の Flatiron Wines & Spirits にも行ってみました.各国の Wine が沢山あり,目的の California Wine はそれほど多くは無いのですが,前述の 2つの Wine Shop とは少し傾向の違うワイン が置いてあります.値段は場所柄か少し高めではありました.

あとは,淡々と仕事をこなして金曜日に SFO を出発して土曜日に帰国しました.