家族旅行として 2019.07.18[Thu] 〜 07.21[Sun] まで 3泊4日で台湾の台北に行ってきました.家族旅行としては,昨年の 7月以来です.台湾は初めての訪問で,日本からの距離も近く食べ物も近いことから最近人気が高い観光地の一つかと思います.慣れれば LCC などを使って週末にぷらっと行ってくる,などといったこともできると思います.
台北には台湾桃園国際空港 (TPE) と台北松山空港 (TSA) の二つの空港があります.TSA は台北市内からも近いのですが,今回は飛行機の都合で NRT → TPE を利用しました.このあたりは,NRT & HND の日本や韓国の ICN & GMP あたりと同じ関係で,最初に開港した空港が手狭になって国際空港を少し離れたところに作った,のではないかと推測します.
今となっては観光にも携帯電話は必須ですから,空港で旅行者用の prepaid SIM も購入しました.とりあえず試しで 1枚購入し,家族はテザリングで Wi-Fi 接続としてみました.通信会社やプランを選ぶ際には,事前にテザリング可能か,通信量の上限はどうなっているか,などを調べておく必要があります.とくに問題なく利用できましたが,親機のバッテリーの減りは早いです.このような使い方だとモバイルバッテリーの携帯は必須だと思います.
往路は JL805便で 11:10 → 14:05 です.時差が 1H あり,実際には少し早めに到着するので,飛行時間は3時間ちょっとくらいです.TPE からは MRT があり,台北の中心である台北車站駅まで移動することができます.時間は 1時間はかからない感じです.台北車站駅は地下鉄と接続しており,そこから大体の目的地まで移動できます.
ホテルに到着して,とりあえず夕食です.まぁ移動距離もそれほどでもないので,地下鉄に乗って,日本にもある鼎泰豐(din tai fung)に行きました.多分本店だと思います.海外の方を含め待ちが多かったです.名前を書いて待ちます.何とか小籠包を沢山食べてきました.帰りにタピオカミルクティーを50嵐で購入してホテルに帰りました.今回の旅は小籠包とタピオカティーが目的でした.
上記以外にも沢山食べました.Beer (Taiwan Beer) は瓶でした.
タピオカミルクティは,幾つか (氷を入れるか等) 聞かれましたが,何とか出てきました.夜でも外は暑いので,丁度良い感じです.
翌日も,地下鉄に乗ってまずは魯肉飯です.事前に調べたところ,
金峰魯肉飯というお店が有名みたい (台湾初心者なので) だったので,地下鉄で行ってみました.最寄駅は中正紀念堂駅の近くです.ちなみに中正は蒋介石の本名だそうです.
ビルの 1F のこじんまりとしたお店でした.メニューには日本語も書かれているので分かりやすいです.注文表に数を記入して注文します.
その後もタピオカです.珍煮丹 (Truedan) というお店で,今は渋谷にもあるみたいです.
さらに近所の中正紀念堂を見学です.何となく北京の紫禁城みたいな作りで,ワシントンD.C.のリンカーン記念堂みたいに孫文の巨大な像もありました.これまたバッキンガム宮殿みたいに衛兵の交代式もあり,台湾の夏というかなり暑い中でじっと待つのはとても大変だと思いました.何か様々な国の文化を組み合わせたような不思議な感じの空間ですね.
衛兵の交代式は,毎時に行われるようです.
下は博物館になっており,孫文に関するものが沢山あります.私の世代などは,近代史をきちんと教わった記憶がないので,近隣諸国の細かい歴史などは今ひとつピンときませんでしたが,興味ある方には良いかもしれません.記憶ではこの地でそんなに良いことをしてきた,という印象も無いのですが,それは日本も同様かもしれません.いずれにしても日本とはかなり関わりがある場所,時期を持っているのだと思います.
その後は,午後から電車に乗って今や大観光地となっている九份まで行ってきました.台北市内からはバスで行く方法と電車に乗る方法があるようですが,今回は電車を選択しました.地下鉄などと違い,台鉄TRAを利用するのでちょっと難易度は高めですが,券売機で行き先の瑞芳駅まで購入し,表示からホームを確認して乗り込みます.
瑞芳駅からはバスに乗ります.事前情報で,バス乗り場が移動したとのことで少しバス停まで歩きます.バスは結構な曲がり道を沢山通過します.ほぼ満員状態なので酔う暇もありません.この辺かなというところで適当に降りました.九份はほぼ山なので,上から行くか下から行くかの違いだと思います.
九份は元々は小さな集落が金鉱が発見されたことにより発展した街のようで,その後寂れた後に現在は観光地となっています.映画の舞台にもなって有名になったみたいです.いわゆる「千と千尋の...」の舞台である湯屋(油屋)に似ている風景があるとのことで,現地でも観光ガイドさんが湯婆婆と盛んに言っていました.実際にはモデルとして参考にはされなかったようですが.
細い路地にお土産屋さんや立ち食い的な食べ物やさんが並んでおり,ほぼ観光地でした.雲行きが怪しくなり,途中雨も降ってきたので,お店に入って昼食をとりました.山の斜面にあるので,外の風景は山と海と自然があり,とても良い感じです.
夕方から,街にある雪洞が灯り,さらにいい感じになっていきます.夕暮れの風景もとても美しいです.帰りもバスに乗って瑞芳駅まで行き,電車に乗って台北市内に帰りました.
3日目は,台北市内の観光です.地下鉄に乗って,まずは龍山寺(Lungshan Temple)に行ってみました.市内中心部なので,それほど広いというわけではありませんが,線香などが絶えず焚かれていました.となりは艋舺公園で同じくらいの広さがありますが,調べてみるとそれほど治安がよいわけではなさそうです.地下鉄の駅から向かうと通ることになりますが,地下道でかなり行けるはずです (暑いので夏場は地下が良いかも).
その次は西門町へ行ってみました.以下は日本統治時代に作られた西門紅楼で元々は市場だったようです.現在は観光客向けのお店が入っていました.またこの近くには最近の有名なお店が多くあるようでしたが,まぁグローバルなお店に対してわざわざ台湾で買うというのも,と思いあまりきちんと観ませんでした.
次は,高層ビルの台北101に行ってみました.まずは高速エレベータで展望台がある 88F, 89F あたりまで登ってみます.模型も飾られていました.これだけ高いと風などで揺れるので,オモリ (ダンパー) で揺れを吸収しているようです.まぁ台湾は地震もありますから.この丸いダンパーはマスコットにもなっていました.
南国らしくスコールの境目も丁度みることができました.なんかずっとみていました.
調べると屋外に出られる91Fにも行けるみたいでしたが.少し疲れたので,下のフードコートで南国らしい甘いものを食べました.
台北最後も小籠包を沢山食べました.出発前に日本でTVで紹介されていた「黄龍荘」です.少しお腹が空いてるといっぱい頼んでしまい,かなりお腹いっぱいになりました.
タピオカミルクティーも沢山飲みました.かなり日本にも進出しましたが,今は少し落ち着いたかと思います.
翌日はまた MRT に乗り台湾桃園国際空港 (TPE) から日本に帰りました.
初めての台北 (台湾) にしては,結局いろいろと欲張ってあちこち行ってしまいました.他にも博物館や夜市なども行きたかったのですが,少し行くべき場所を残しておいた方が,また行く気になるかもしれません.