2012年12月31日月曜日

Furano, Hokkaido, Japan

だいぶ間があいてしまいました。何もイベントが無かったわけではなく、いつも通りいろいろあったのですが、ちょっと記録を残す余裕がありませんでした。
さて、今回の正月休みは、これまたぎりぎりになって、北海道への SKI へと決まりました。2009年からぼちぼちと SKI を復活させて、2012-13 シーズンも更にと思っていましたが、結局今シーズンはこの北海道 SKI のみとなってしまいました。行き先は富良野です。北海道の SKI は 2010-2011 シーズンのトマム以来です。
富良野は、SKI をしていた頃に好きだったスキー場の一つで、新富良野プリンスホテルがある富良野ゴンドラ側 (富良野ゾーン) と、富良野プリンスホテルがある北の峰ゴンドラ側 (北の峰ゾーン) の二つの山が接続された、比較的規模の大きいスキー場です。今回は2012.12.31の大晦日から2013.01.04までの5日間滞在しました。

昔は12月でも雪が少なく、滑れるコースが限られていたシーズンもありましたが、2010年のトマムのときもそうでしたが、最近の北海道は雪の量も多く、気温も低い (日中でも氷点下とか) ために雪質も大変良いです。今回は旭川空港を利用して、北の峰側のプリンスホテル (三角の建物) に滞在しました。
トマムもそうでしたが、比較的規模の大きいリゾートでは、夕食はほとんどがブッフェです。ホテル側は手間が少なくてそれなりの値段がとれますし、客側もそこそこ満足できるからなのでしょうが、この年になるとちょっとつらいです。ほどほどの量で押さえれば良いのでしょうが、つい食べ過ぎてしまいますし、落ち着いて食べることもあまりできません。今度からちょっと宿の種類を考えた方が良いかもしれません。連絡バスで移動できる新富良野プリンス側には、ブッフェ以外にも、居酒屋風の落ち着いたお店などもあり、こんな環境ですのでちょっと混で予約がとりづらかったりしますが、なかなか良かったです。


スキー場は、相変わらず規模もそこそこあり、二つの峰それぞれの特徴 (富良野ゾーンは森林コースが多い) もあり、麓まで適度な斜度もあり、中級者には良い山だと思います。富良野ゾーン側には以前はゴンドラが運行していたと思うのですが、今回行ったらロープウェーになっていました。間隔が長いので、タイミングによっては待ちが若干ありますが、大きいですし、速度も早いので、どちらが良かったかは何とも言えません。
富良野ゾーンと北の峰ゾーンとは連絡コースで繋がっています。途中なだらかな部分があるので、スピードを緩めずに一気に降りないとスケーティングで疲労してしまいます。試しに、富良野ゾーンのロープウェーからさらにリフトで登った富良野スキー場で最も高いと思われる地点から、一気にほとんど止まらずに連絡コースを通って北の峰ゾーンの麓まで降りてみました。以下がその記録です。

いつもの RunKeeper の Down Hill Ski モードで計測したところ、スタート地点が高さ1,059mで、麓が255mでしたので、高低差は804mを一気に降りたことになります。距離は4,450mでした。滞在の終盤でしたので、少し足に疲れが出ており、比較的ゆっくりとなってしまいました。


期間中、低気圧が来たりで吹雪いたときもありましたが (富良野ゾーンではフード付きリフトがある)、晴れたときもあり、まぁまぁ楽しめたと思います。夜はかなり冷えるので、ナイターとかはちょっと覚悟が必要です (滑っていて暗くはなりましたがナイターまでは滑りませんでした)。子供達は、概ねスクールに入れていましたが、息子を北の峰ゴンドラで上まで上げたら怖がって降りられず、途中、板を外して降りたりでかなり時間がかかってしまいました。私自身、あまり滑り方を誰かに教わったことが無いので、感覚でしか教えられませんし、息子が相手だと感情的になってしまうので、ある程度滑れるようになるまで、一緒に滑るのは無理な感じです。その息子は、3月に学校のスキー合宿 (@志賀高原) に5日間ほど参加して、少し自信をつけたようですので、今度は Whistler & Blackcomb でも連れて行こうか画策しています。私自身の体力も強化しないといけないですが。

今回は、スキー場内のホテルに滞在したので、ほとんどスキーだけでしたが、新富良野プリンス側には、何やら工芸品を扱うお店が並んだ村的なものがありました。夜行ったのですが、かなり寒くて、村をのんびりと散策するような気温ではなかったのがちょっと残念です。スノーモービルで引いてもらうゴムボートなどの遊び場もありました。今回、遊び場のクーポンが付いていましたので、最終日の飛行機に乗る前に少し遊びました。

今回は、旭川空港を利用しましたが、ラウンジも無ければ優先ゲート (それほど混まないので必要無いですが) も無い小さな空港でしたが、スキー場からは思ったより近くて便利かもしれません。新千歳空港の方が規模も大きくてお店も多くて便利ではありますが、移動が大変かもしれません。以前は専用列車があったような記憶もあるのですが、今はバスみたいですね。

2012年12月20日木曜日

Running Around the World, Osaka, Japan

人生初マラソンのあと、暫く静養しておりましたが、久々に国内 (大阪) に泊まりで出張する機会がありましたので、折角なので皇居の次は大阪城、ということで走ってきました。
国内出張はそれほど多くは無いのですが、それでも大阪はここ数年、毎年訪れています。とは言っても大阪まで2時間ちょっとかかりますので時間も無いですし、仕事なのであまり観光らしいことはできずにとんぼ返りをしていました。以下は夕方の御堂筋で、12月ということもあり、イルミネーションがきれいに飾られていました。
泊まった翌日、滞在先の三井ガーデンホテル大阪淀屋橋から大阪城まで走って戻ってきました。朝の7時前とはいえ、繁華街ですので人通りはありますし、12月ということでかなり寒かったです。それでも大阪城付近では走っている人も居ました。
大阪城周辺は、皇居と同様に天守閣を一周回れるようになっていますが、一周だけだと距離があまり稼げません。今回は滞在先から走ってきたので、大体いつも通り5kmちょっとくらい走ることができました。途中、軽く坂があったり、暫く走っていなかったこともあり、ちょっと苦しい感じでした。

2012年11月25日日曜日

Marathon, 1st Fujisan Marathon

海外出張の度にあちこち走って、日本でもだいたい週に5kmくらいは走ることをここ数年続けてきました。そうすると、当然次はマラソン大会が視野に入ってきます。今回、いろいろ縁もあって、2012.11.25[Sun] 第1回富士山マラソンに参加することができました。
富士山マラソンは、これまで河口湖マラソンとして河口湖を3周していたのが、西湖も含めてぐるりと回るコースに変更され、富士山を世界遺産にとのかけ声とともに富士山マラソンに renewal されました。既に感想が多く出ている通り、これまでの河口湖マラソンから大幅に参加人数が増えたこと、それへの対応が甘かったことなどにより、評価は今ひとつだったようですが、マラソンが初めての私としては、そこそこ楽しめました。


これまで河口湖マラソンに参加してきた知人のおかげもあり、前の日から河口湖畔の宿に宿泊しました。東京はまだまだ暖かな11月でしたが、ここ河口湖の当日の朝はかなり冷え込んでいます。記録によれば、0度だったようです。上の写真は宿泊した宿の窓からみた河口湖です。山肌の紅葉がとても綺麗でした。
宿からスタート地点の近くまで (交通規制で車が入れない) 宿の方に送ってもらいました。スタート地点では、人が溢れていて (周辺道路も混雑していた模様)、預ける荷物の時間制限が迫っているとか、フルと河口湖一周とのスタート地点の違いとか、いろいろ混乱していたようです。でも、途中で見かけた富士山は丁度雪のかぶりはじめて空気も澄んでいたせいもあり、とても綺麗でした。


スタート地点はものすごい人でした。まぁ、計測チップを足に付けているし、RunKeeper を動かす iPhone  も持っているので、正確な時間は計測できるはずと思い、スタートの号砲は観客と一緒に聞きました。ちなみにスターターは菅原文太さんでした。人がかなり流れてからすっと入り、スタート地点を抜けていよいよ開始です。最初は河口湖から離れて南側に向かい、丁度富士山を正面に見る形で走りました。人が多いので、いつもの5km程度と違ってあまりスピードは出せませんが、体力は温存しなければと、すこしづつ人を抜きながら前に進む、といった感じです。
最終的なラップタイムは以下の通りでした。全体のネットタイムは、5時間31分05秒で、実はもうちょっと早い時間を密かにねらっていましたが、あとでその言い訳は述べます :-)
05km32min 32sec
10km31min 46sec
15km31min 23sec
20km34min 42sec
25km39min 33sec
30km44min 14sec
35km42min 56sec
40km48min 24sec

富士山に向かって走ってから河口湖に戻り、河口湖大橋を渡る10km過ぎからお腹がすいてきました。前の晩や今朝も沢山食べたのですけれども。給水は毎回とりましたが、後方からのスタートだったので、バナナ等の食料は既にほとんど残っていませんでした。結局バナナを食べることが出来たのは、西湖の方、多分30kmあたりで、それまで給水とタブレットのみでしのいでいました。
マラソンは初めてでしたし、それまで10km以上走った経験もなかったので、その辺の感覚がわからなかったのが敗因です。そうすると体力も失われてきて、まず西湖へ移る急激な登り坂を走ることを断念しました。これは想定の範囲内でしたが、一度歩くと癖になります。さらに、西湖周辺は山に囲まれてカーブが緩やかに蛇行する道になっており、先が見えない割に対岸の道はよく見えます。なので、この道はどこまで続くのかが全く読めず、疲労感も倍増してしまいます。多分西湖の半分くらいは歩いたんじゃないかと思います。
河口湖に戻ってゴールが近づくと、地元の方の応援も増え、今度はなかなか歩きづらくなります。普段は軽く走れる5kmがものすごい長い距離に感じてしまいました。残り3kmくらいになると、さらに応援も増え、足を止めることが出来なくなって、何とか最後まで踏ん張ってゴールしました。

これまで河口湖マラソンでは、ゴール後に豚汁等が振る舞われていたらしいのですが、今回はゴール後に水やバナナの入った袋が配給されていただけでした。スポンサーらしきテントは沢山あったのですが、そういった栄養補給的なものはありませんでした、ちょっと残念。走るのに邪魔なので(iPhoneすら途中から重く感じたくらい)お財布も持ってきていませんし、最初着ていた上着も最初に宿の側を通るときに置いてきてしまったので、宿まで歩いて帰るまで寒い思いもしました。なので、ゴール後のダメージケアを今後は考える必要があるかもしれません。

それでも、宿ではお風呂に入れましたし、その後食事も頂き少し休むことができたので、まだ良い方だったかもしれません。その後、夕方に駅まで送って頂き、帰路につきました。両足が筋肉痛で、翌日は会社をお休みしてしまいました。その後数日は筋肉痛やら何やらが続きました。

備忘録的に、反省を幾つか。荷物が預けられるときは、帰りのことも考えて多少のお金や寒い時期には上着等用意しておくべき。必ず栄養不足の陥るので、ゼリー等用意しておくこと。今回も、宿の側に置いていたのですが、通過したのが序盤の9kmあたりと最後の40km付近だったため、本当に必要なときに摂取できませんでしたので、ランニング用リュック等に入れて一緒に走るのが良いと思います。

2012年10月22日月曜日

Running Around the World, Baltimore

Londonから移動したBaltimoreでも走りました。Baltimoreのところでも書きましたが、湾(Inner Harber)の周辺は観光地と高級住宅地が共存しているような場所で、治安も良さそうなので、主にその周辺を朝走りました。時差の関係か、7時あたりでもまだ暗い感じでした。


最初は、到着した翌日。時差調整の意味も込めてInner Harberを走りやすそうな方向に向かい、折り返してきました。埠頭のあたりはよく整備されており、向かった方向は高級集合住宅があり、走りやすかったです。集合住宅の1Fにはトレーニングルームがあり、朝から運動しているお金持ちの方々もおりました。


翌日の2012.10.23[Tue]もほぼ同じコースを走りました。前の週のLondonから連続していたためか、ちょっとバテ気味でした。気温はそれほど寒く無く、丁度走り易い気温でした。

間をあけて次は2012.10.25[Thu]も走りました。本当は走るつもりはあまり無かったのですが、帰国日の翌日(10.26[Fri])は飛行機の時間が早いので走るのは難しく(夜が明けきらない)、またほとんどBaltimoreでお土産などの買い物をしていなかったので、朝早くからあいているWhole Foods Marketに行きたかったためです。米国ではいつも行くSafewayがかなり離れていたので、それより近いWhole Foods Marketまで距離も手頃なので走ってみました。途中には、Hardrock CafeやBarnes & Nobleなどもあり、多分このあたりが新しい賑わいの場所なのだと思います。

丁度、この地図の終点あたりにWhole Foods Marketがあります。オーガニックスーパーとして、最近米国で出店を増やしているみたいです。Hawaiiにもありました。が、見慣れないブランドも多いので、いろいろ試してみないと善し悪しはわからない感じです(体には良いのでしょうが)。

2012年10月21日日曜日

Baltimore, MD, USA

Londonからの出張の後、米国メリーランド州のBaltimore(ボルチモア) へ移動しました。2012.Oct.21[Sun]〜Oct.27[Sat]までの7日間です。前週のロンドンと合わせると13日間の出張で、今回はその後半です。久々の (私にとって) 長期出張となっています。LondonからBaltimoreの移動に、初めて大西洋を横断しました。夕方Londonを出発してほとんど暗い間に飛んでいたので、太平洋との違いみたいなものもあまり良くわかりませんが、意外に大西洋も大きくて移動に時間がかかった(8時間ちょっとくらい)という印象くらいです。このあとまた西回りで、世界一周となりました(これも初めての経験)。

Baltimore は、メリーランド州の最大の都市のようです(州都は Annapolis)。丁度、Washington D.C. から Philadelphia を経由して New York へ向かう途中 (D.C. 寄り) にあるような位置関係です。ボードゲームの Monopoly にある4つの鉄道会社のうちの一つ、B&O 鉄道の B は実は Baltimore で、ここを起点にオハイオ (Ohio) まで結ぶ鉄道が昔はあったみたいです。上の写真は、その名残りの博物館で、残念ながら行ったときは開いていませんでした。現在はスミソニアン博物館が管理しているみたいです。古い汽車が置いてあったり、鉄分が好きな人は楽しめるかもしれません。
またここは、Baltimore Orioles の拠点でもあり、ホテルのすぐ側が球場でした。ベーブルースが生まれた場所で、銅像も建っていました (チームとしては在籍しなかったようですが)。今年は、プレーオフまで進んだので、ちょっと期待したのですが、残念ながら到着日のちょっと前に敗退してしまいました (Super Bowl は制したみたいですね)。


Baltimore の中心には湾 (インナーハーバー) がありその周辺はよく整備されていて高級住宅街になっていたり、お店があったりと都会的な感じですが、そこから北の方の down town 方面はあまり治安が良さそうな感じではありませんでした。街には路面電車や地下鉄もあるのですが、いずれも down town 方面にあるので、今回は利用しませんでした。路面電車も空港まで続いているようですが、到着が夜遅かったのと、帰りも朝早かったので、時間が読めないので、これも今回は利用しませんでした。


ということで、毎回時間が無いこともありますが Baltimore ではあまり観光らしいこともせず、ほとんど仕事関係で時間を費やし、湾の周辺を少し見て回った程度で終わってしまいました。
Baltimore は、JHU (Johns Hopkins University) や メリーラインド大学ボルチモア校 (University of Maryland) があったりと、特に医学系ではなかなかの場所なはずですが、印象としては若干寂れているなぁ、という感じでした。この時期、米国も経済的に若干難しい時期でもありましたし、雰囲気全体がそんな感じでした。
最終日、2012年10月26日の早朝、約 2 weeks の出張を終えるべく、Baltimore を旅だって、O'Hair (Chicago) 経由で日本に戻りました。

2012年10月16日火曜日

Running Around the World, London

思いつきで始めた、世界を走ろう企画ですが、順調に都市を増やしつつあります。今回は、オリンピックもあった London で走りました。最近では、宿が選べる出張のときには、その立地まで検討条件に入ったりします (一番の条件は金額ですが)。London は世界的な都市にも関わらず、公園が街中に幾つかありますので、今回は、Kensington Gardens (隣が Hyde Park) 周辺を走ろうと、宿もなるべくその近くの北側にある Paddington 駅周辺にしました。


最初は、時差ぼけの調整の意味も含めて、到着の翌日の朝に走りました。10月の London は夜明けが遅く、7時くらいにならないとなかなか明るくなりません。暗い中、6時過ぎに走りはじめましたが、公園の中は暗くてどこを走っているのか全くわかりませんでした。途中で池が見えて、少し視界が広がったので、その周辺を走っていましたが、それも途切れると方向が分からなくなり、いつの間にか同じ所を走っていたのが後から判明しました。広い公園を突っ切っていたのは、Hyde Park でした。当初は、公園をぐるりと走るつもりだったのですが。結局、行き過ぎた分を戻るような形で、一応は道路の向こう側を走りましたが、戻って帰りました。


その後、雨が降ったり仕事が朝早かったりと条件が悪かったのですが、休日の土曜日の朝にもう一度走ることができました。今度はお休みなので、少し遅めに明るくなった 7時頃から当初の予定通り、Kensignton Gardens と Hydepark をぐるりとまわることが出来ました。全体で 8.4kmとまずまずの距離です。この日は休日なので、多少負荷をかけても仕事には影響しません。しかし広い公園で、途中一般道路が横切っていたりしますし、この日はデモが予定されていたためか、公園内には馬に乗った警察が集まっていたりしました。以下は、Royal Albert Hallみたいです。


宿の北側には、Regents Parkなどもあったのですが、ちょっと余裕が無くてこちらは走れませんでした。他にはテムズ川沿岸なんかも良いかもしれません。またの機会があればと思います。

2012年10月15日月曜日

London, UK

2012年10月に英国ロンドン (London) へ出張に行ってきました。期間は2012.Oct.15.[Mon]からOct.21[Sun]までの7日間です。が、実はその後に米国のボルチモア (Baltimore) に移動して出張は続いています。なので、ここでは7日間の London の様子を記録として記しておきます。


日本からの出発は、久々の NRT (成田空港) でした。朝早い NEX に何とか間に合い、成田空港に到着しましたが、暫く続いている円高の影響か、久々の平日 (月曜日) の出発だったためか、成田空港は結構混雑していました。ラウンジもかなり混雑していて、朝ご飯を食べようと 2F に行きましたが、ちょっと席を探すのに苦労して、結局バーのカウンターで最初は食事をしました (少しすいてきたのでテーブルで飲み直し)。
London というか LHR (London Heathrow Airport) はこれまで何度も利用してきましたが、きちんと入国したのは実は今回が初めてです (乗り換えには何度も利用)。Terminal 3 に到着し、入国審査を受け (何か質問があった気がするが長距離だったこともあり忘却) 鞄を受け取り外に出ます (写真で残さないと記憶も薄れます)。地下に進んで地下の若干入り組んだ通路を通って Heathrow Express 駅に到着。片道 19GBP (税抜き) で Paddington 駅まで 15min で到着、かなり近いです。成田空港何とかなりませんかね。ロンドンには四方(?)に方向別に拠点となる大きな駅があるようで、Paddington 駅もその一つで、終着駅っぽい作りになっています。今回のホテルは、Paddington 駅近くにしたので、駅から歩いて (5min 程度) ホテルに到着しました。


Paddington 駅周辺は、あまり治安が良さそうな感じではありませんでした。中東系のお店が多く (偏見?)、店先には水タバコの機材が置いてあります。Paddington 駅は、欧州の駅らしく内部には切符が無くても入れます (一部改札があるところもあり)。中には簡単に食事がとれるお店 (回転寿司とか) やスーパーがあり、後に水や Beer などを買いにきました。
英国といえばパブということで、滞在中何軒か入りましたが、米国の sports bar のような印象で、軽く食事をするには便利でした。より deep な楽しみ方があるのかもしれませんが、とりあえず行ったという感じです。以下は3軒とも別のお店です (paddington 駅近くの The Pride of Paddington, City 近くで適当に入ったお店, Covent Garden 付近で大使館の人に連れて行ったもらったお店)。




今回は、仕事とはいえ週末もありましたので、いつもの出張よりは観光らしいところへも行きました。最初の写真は、St.Paul's Cathedral (聖ポール大聖堂) の上から撮ったものです。ロンドンの中心部であるシティあたりが訪問先だったので、帰りついでにちょっと寄ってみたのでした。内部が写真撮影禁止の割には、入場料が 15 GBP と若干高めではありましたが、ドーム部分の内部を一周できたり、外からロンドン市街を一望できたり、なかなか見応えはありました (外もわりと晴れていましたし)。

シティ近くには、Millennium Bridge もありました。テムズ川をシティ (St.Paul's Cathedral) と Tate Modern を横断する橋です。2000年の記念事業の一貫で作られたようです。Tate Modern は、発電所だった建物を改造した現代美術の美術館となっています。なので、建物の縦半分は吹き抜けの大きな空間となっており、集団パフォーマンスなどができるようになっていて、ちょっと薄暗いです。特別展示を除いて入場料は基本的に無料ですが、ちょっと現代美術は苦手なので、時間も無かったこともあり、ざっとみて廻るだけにしました。

あと、King's Cross 駅にも行ってみました。Harry Potter で有名になりましたが、本物のプラットホームではなく、観光用の 9 3/4 プラットホームがありました。駅構内は、オリンピックの影響か、かなりモダンな作りになっていました。



週末の日曜日に移動したので、土曜日 (2012.10.20) がまるまる休日となった関係で、少し観光らしいこともしました。直前に大使館の方からデモが予定されているので、出歩かない方が良いと言われていたのですが、ちょっと覗いた感じでは観光客も沢山出歩いており、デモ自体もお祭り的な雰囲気 (そうでない所もあったみたいですが) だったので、おそるおそる出かけました。
下は Big Ben です。地下鉄の Westminster 駅を出ると目の前に見えます。観光客も沢山居て、デモの影響は無さそうでしたが、隣接しているのが国会議事堂のせいか、周辺の交通が規制されていて、逆に歩行者にとっては歩き易かったです。

次は歩いて Westminster Abbey (ウェストミンスター寺院) へ行きました。ここは、戴冠式が行われる場所で、そのときに使われる椅子 (エドワード王座、かなりぼろぼろですが) もガラスの中に展示されています。入場料は 18GBP とこれまたちょっと高めですが、音声ガイド料込みと考えれば妥当かもしれません。沢山の方々が埋葬されているので、ガイドは必須でしょう。ここの目的は、Sir Issac Newton です。地球儀もあり、なかなか立派な場所に埋葬されていました。ここも写真撮影が禁止されているので、内部の写真は無しです。Abbey という名の通り、もともと修道院として建てられたようで、隣接して古めかしい修道院らしい施設もあります。中庭もあって、Big Ben もちらりと見えたり、なかなか趣きがありますが、こう観光客が多いと修道院として成り立つのかしらと思ったり。


次に Whitehall をデモと一緒(?)に歩いて Trafalgar Square (ライオンの像が沢山ある) まで行き、National Gallery に入りました。ここは入場無料ですが、写真撮影が禁止だったように思います。絵画が中心で、ここの目的は Jan van Eyck の Arnolfini Portrait です。思ったより大きかったですが、絵が緻密なので、やはり鏡の中や上の文字なんかはちょっと見づらかったです。もっと時間があると良かったですが。

この後、地下鉄で移動して昼食をとって、Fortnum & Mason を覗いたり、折角なのでと移動して Harrods をみたりして休日は終わってしまいました (帰るときになったら雨が降っていました)。
翌日の米国への移動が夕方だったので、午前中に大英博物館をざっと見てきました。なかなか広くて、もうちょっと時間があると良かったですが、仕方ありません。ここも入場無料ですし、写真撮影も OK です。


大英博物館は、エジプトものが最初にドドーンとあるのでその印象が強いですが、近代に近いもの (時計とか) や、インドや中国、韓国などの展示もあります。日本のものもあって、スポンサーが付いているためか (日本企業も頑張っています)、奥まってはいますが落ち着いた場所に展示室があります。また、博物館の入り口で縄文時代の火炎土器が特別展示されていましたので、写真に納めました。そういえば、日本でもあまりみかけませんが、普段はどこに展示されているのでしょう。あと、有名なのは Rosetta Stone ですね。なかなか大きい石でしたが、さすがにガラスのケースに入れられてます。
博物館内にお土産のお店もありましたが、今ひとつ食指がわきません。これだけの品物を所有しているのですから、もうちょっとお土産品を工夫すると利益も出るのではと考えたり。

その後、急いでホテルまで戻り、預けていた荷物を引き取り、Paddington 駅から行きと同じように Heathrow Express で空港まで行きました。BA 便なので、Terminal 3 です。BA のラウンジは、食事もしっかりできて、海外のラウンジとしてはなかなか good でした。

今回、滞在としては初めての英国でしたが、ちょうど円高の時期でもありましたので (成田空港で現金で 136.97 円/GBP)、物価もそれほど高いとは思いませんでしたし、時間がなくてみることが出来なかったくらい、見所も沢山ありましたので、また機会があったら訪問してみたい、と思いました。

2012年7月25日水曜日

Running Around the World, Honolulu

これを書いている時点で、既に終わっていますが、今回の7月のHonolulu行きの時点で、第1回富士山マラソンへの参加を決めていました。これまで、出張の度にあちこち走ったり、毎週トレーニングしてきましたが、いよいよフルマラソンへ挑戦するということです。実は、今回のハワイ行きは、密かにマラソンのトレーニングを兼ねることを個人的に計画しておりました。ということでハワイでも走りました。



ハワイといえば、Honolulu Marathonで、これもいつかは走ってみたいと思っていますが、そのメインルートはここ Waikiki 周辺が舞台です。スタート地点は Ala Moanaで、最終日にはその周辺も通りましたが、7月に走った感じではちょっと寂れた公園という感じでした。トレーニングなので、本来は長距離を走って感じをつかみたかったのですが、意外に体が重く距離を延ばせませんでした。怠け過ぎですかね。
それでも6泊のうち半分にあたる3回を朝走りました。最初は、毎度おなじみ時差調整の意味を兼ねて到着した翌日の朝、ホテル周辺の Kalakaua Ave. を南東方向に Sans Souci State Recreational Park をぐるりと廻って戻りました。余力があれば、マラソンコースでもある Diamond Head 周辺まで行きたかったのですが、今回は結局無理でした。最初なので、軽めに 3.59km でした。

2回目は、一日間をあけて27日の朝です。初日は大部分が街中だったので、ちょっと走りづらかったので、次は、同じ Kalakaua Ave. から北に向かい、ゴルフ場脇の運河沿いに Ala Wai Blvd. を北西方向に Waikiki 周辺をぐるりと廻るような感じで5kmほど走りました。Berlin のときもそうでしたが、まっすぐな道は止まることなく走れて便利ではありますが、ずっと先まで見通せるので、まだ着かないのかと疲労度は高めに感じてしまいます。ペースとしては平均が6min/km弱と大体いつも通りの軽めな感じでした。

最後は、また一日あけて出発の前日の29日の朝に、今度はAla Moanas State Recreation Area周辺を走りました。最初に市街地を走って、途中 Runkeeper を止めていたりした関係で、ちょっと記録がついていないところがあって、あとで補正をしたのが以下になります。ホテル前から今度はKalakaua Ave.をこれまでとは反対方向の北西方向に向かい、運河を渡ったところで Hawai Convention Center の手前で運河沿いに河口方向に曲がりました。公園みたいになっていて走り易かったです。そこからAla Moana Blvd. を公園の端くらいまで行き、そこから公園の海側 Ala Moana Park Dr. を走り、前を走っていたおじさんについて行く形で、半島みたいに海側に突き出たあたりをぐるりと廻りました。そこから Ala Moana Blvd. を Hilton Village の前を通り、Kaila Rd. に入ってホテルの裏側から戻りました。

上記のRunkeeperは、ルートを正しく追っていないのですが、多分屋外ではこれまで最長の 8km ちょっとを走りました。手ぶらで走ったので途中からちょっと苦しくなって、途中信号待ちや写真をとったりで少し休みながら何とか戻ることができました。

2012年7月24日火曜日

Honolulu, HI, USA

ここ毎年続いていた夏休みの家族旅行は、昨年は息子の受験の年ということもあり、それでも半ば強引に国内 (北海道) へは行くことはできましたが、海外と国内旅行はやはりかなり違うので、一度習慣が途切れてしまうと腰が重くなってしまい、気持ちがあまり上向きませんでした。さらに今回は、飛行機が一番のネックでした。幾つかの場所を定期的に探していましたが、ちょうど運良くハワイ行きの良さそうな日程を確保することができました。どうやら、早めに確保だけしてぎりぎり (といっても1ヶ月程度前ですが) で解放する、というパターンが意外に多く、運良くそれを確保できたみたいでした。


今年は、2012.07.24[Tue] から 7.31[Tue] まで6泊8日でハワイのホノルルに滞在しました。日本人の大好きなハワイで海外旅行としての難易度も低いと言われているわけですが、たまたま飛行機がとれたとのと、少しのんびりしたい気持ちとで決めました。これまでの家族旅行では、場所選びにそれとなく課題を設定してきたのですが、今回は若干の長時間飛行と、8日間という長期滞在となりました。長時間飛行 (それでも 7H ほどですが) については、過去にバリ島 (デンパサール空港) がありましたので、さほど心配はしていませんでしたが、やはりそれなりに長かったですね。

今年は関東 (だけじゃないかもしれませんが) がとても暑かったですが、南国なのでそれ以上に暑いかと思っていたらそうでもありませんでした。夜は風が吹くので体感的にも涼しいです。さすが太平洋のど真ん中に位置するだけはあります。プールも夕方から日が陰るととても寒く感じるほどでした。その意味でもとても過ごしやすかったです。しかし、子供達がプール好きで、滞在中ずっとプールに入りたがったので、大変でした。

滞在したホテルは Sheraton Waikiki でした。条件としては、それなりに大きなプールが備わっていることと、最初なので地理的に便利なワイキキ周辺であることでした。ハワイは当然のことながら、海がきれいなので、いわゆるスライダーなどが備わっているプールはあまり多くありません。Sheraton 以外は多分 Hilton Village くらいだったと思います。ここのプールは、ワイキキビーチの 端にあり、プールから海へも出ることができます。しかし、隣の Royal Hawaian (ピンクの建物) とプールが共有ということもあり、割に混雑していて、昼近くに行くと場所の確保がちょっと厳しくなります。
部屋は予約時には partial ocean view だったのですが、部屋が空いていたのか (SPG の status はそれほど高く無いはずなので) ocean view に変更してくれました。


まさに、絵はがきにでもよくあるような diamond head と waikiki beach (砂浜は人工であとから造成したもの) の風景が部屋のベランダから観ることができ、大変満足でした。夜景も綺麗で、滞在ホテルの立地としては大変良かったです。

Sheraton では、resort fee が設定されており、その中に朝食や駐車場代 (隣の shopping mall と共用) が含まれていることもあり、今回海外で初めてレンタカーを借りました (国内では沖縄で経験済み)。空港で借りて、乗り慣れない車 (セミオートマと最初気がつかずギアを上げられなかった...) でハイウェイを通ってホテルまで行くのはちょっと緊張でした。ナビ (Never Lost) を付けたので、道順はさほど苦労しませんでした。ホテルの立地が良いので、買い物等あまり困らないですし、元来あまりアクティブな方ではありませんが (子供達もプール好きだし)、それでも、近所のスーパー (おなじみの Safeway とか) に行ったり、diamond head に登ったりとそれなりに車は活躍しました。

Diamond Head は、中央部がへこんだカルデラ構造をしており、外側から外輪山をくぐるトンネルを通って内部に入ると駐車場があります。駐車場はそれほど広く無いので、少し出遅れると待つことになります。実際少し待ちました。その間、登山客に何かあった模様で、消防車や救助ヘリコプターが出動していました。噂では調子が悪くなって降りられなくなったらしいのですが、大げさなアメリカらしいといえばそれまでですが、間近にみるヘリコプターにはちょっとびっくりしてしまいました。



登山は駐車場から歩いて行けます。暑いですし、そこそこの距離もあるので (10-20min 程度) あまりラフな格好ではまずいでしょう。最後に急な階段を登って、トンネルを抜けると防空壕みたいな空間に出ます。そこから外に出ると展望台があり、これまたよく見かけるワイキキ方面の風景が綺麗にみることができます。山を降りると、かき氷屋さんがあったので、思わず買ってしまいました。きちんと日本の「氷」の旗もありました。


あと、車で出かけたのは、Honolulu からちょっと北にある Kailua Beach Park です。相方が綺麗な海に行きたいというので、ガイドブックに穴場として紹介されていたのですが、Waikiki と同じく砂浜なので (こちらは多分自然) 海の中は濁っていてあまりよく見えませんでした。それでも波は大きく、長い砂浜が続いていますし、公園としても整備されていてシャワーもあるので、便利なところではあります。海の中を見るには、岩場の Hanauma Bay Beach Park の方が良かったかもしれません。

今回は、日付変更線を超え、現地6泊という (これまでと比較して) ちょっと長い滞在だったこともあり、日付が良くわからなくなることがありました。実際、1泊少なく勘違いして、気がついてちょっと得をした気分になったりと、リゾート地ならではのぼーっとした時間を過ごしました。特に何が良かったということはありませんが、日中は十分暑くても、夜は過ごし易くてベランダ (lanai) で夜景をみながらのんびりと beer を飲むと、時間も忘れてしまいそうになります。


ただ、やはり米国なので、朝ホテルでご飯を食べて、お昼を普通に食べてしまうと、夜にご飯が入りません。それでも肉好きになっている息子のため、Wolfgang's Steakhouse Waikikiに予約をとって行ってみました。ここは、New YorkのPeter Lugarで40年勤めたWolfgang氏がNew Yorkに続いてWaikikiに開店してお店らしいです。ちょっと肉は写真を撮る前に取り分けてしまったのでまともなのが無かったのですが、息子曰くとても美味しいとのことでした。私自身は、まぁ肉、という感覚ではあります (肉の善し悪しは判断できない)。ここはホテルからも近くてとても便利でした。一本飲める自信が無かったので、グラスワインを種類を変えて2-3杯飲んだのですが、それなりにしっかりしたものであり、やはり日本のスカスカなグラスワインとの違いを感じてしまいました。そこそこ飲んでもホテルが近いので、安心でもあります。


初めてのハワイでしたが、昼が暑いせいか、比較的涼しい夜になるとWaikikiは人だらけになります。いかにも観光客、という人ばかりですし、お店もどこも同じようなものばかり並んでいるので、街は割に飽きてしまいます。何となく、全盛期の熱海を想像してしまいました。それでも、気候は良いですし、Beer や Wine (ABCストアではなくスーパーで買う) は安いので、のんびりしたり、いわゆる観光以外の楽しみを見つけると、はまるかもしれません。季節的には乾期だったので、雨はそれほど遭遇しませんでしたが、時々ざっと降る程度にはありました。写真では見にくいかもしれませんが、雨が上がった後に二重に虹が見えました。でも、今度行くとしたら、Waikiki 以外の場所に滞在するでしょうね。